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緋色の箱庭  

hikousei.exblog.jp

日記・短文・短詩を中心に、気ままに書いています。ときどきイラストや映画・本の紹介も。

ハインリヒ・ハイネの詩

わかれには おたがいに
こいびとは  手をかわし
なきぬれて  ためいきは
いつまでも  つきぬもの

わかれには ぼくたちは
なきもせず  ためいきも
出なかった  そのあとで
なきぬれた  せつなくて

井上正蔵訳「わかれには」

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二人が別れてゆくときは
手に手をとって
泣きだして
きりもなくため息をつく

わたしたちは泣かなかった
ああとも おおとも なげかなかった
涙とため息
それがきたのはあとからだった

辻 王星訳「二人が別れてゆくときは」



やっと見つけたのでup
「恋人達」でうる覚えだったので・・・。
どちらも同じ詩を訳したもの。
人によって様々ですね。
辻の後の漢字が出ませんでした。
王がつくりで、それに星と書くらしいです。(つまり王星で一文字)

今日は「」についてお話を聞くことになりました。
都々逸の話だと噂では聞いていたので、
「あれ?」とも思いましたが、思った以上に面白かったです。
全くの素人なのでよく分からなかったといえばそれまでですが(^^;)
楽器の紹介と同時に音も出していたり、着付けも見ました。
しかも静御前の!
着るのが大変そうでした・・・。
もう一人の方は太刀を抜いて軽く舞っていて、足踏み?の強弱やその動きも迫力がありました。
なかなか観る機会がないので良い経験になりましたよ(^^)
by hikousei | 2006-12-11 23:09 | 短文・短詩

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