2006年 06月 24日
譲り受けたP.N.
夏目漱石の「漱石」というペンネームは、正岡子規から貰ったものだ・・・という話。
「漱石」は、故事「漱石枕流」(石に漱〔くちすす〕ぎ流れに枕す)から取ったもので、負け惜しみの強いことの例えです。
↓
晋(しん)の孫楚(そんそ)が
「隠棲して『石に枕し、流れに嗽(くちすす)ぐ』」ような清い生活をしたい」と言うところを
反対に『石に嗽ぎ、流れに枕す』と言ってしまい、
親友の王済(おうさい)に「違うよ」と指摘されました。
しかし孫楚は
「歯を磨くために石に嗽ぐのだ、耳を洗うために流れに枕するのだ」とこじつけたのです。
このことから、「漱石」とは、頑固者・負け惜しみが強い人という意味で使われます。
【「晋書(しんじょ)・孫楚伝(そんそでん)」】
「漱石」は当時、正岡子規の数多いペンネームのうちの一つでした。
彼はたくさんのペンネームを持っていたそうです。
そして、俳句の先生である正岡子規から夏目金之助が譲り受けたんですね。
だから「漱石」とは、夏目漱石が自分で持ってきたのではなく、
正岡子規が持っていたP.N.を貰ったものなんです。
知っているよ、と言う方にはつまらん話でごめんなさい(;;)
ちなみに、
夏目漱石
本名:金之助
俳号:愚陀仏 だそうです。
興味のある方は、詳しいサイト様がたくさんあると思うのでそちらをご覧下さい(うわ、他力本願)
寝坊して朝食を抜きました・・・(電車の中で段々目が覚めた/笑)
この頃、目覚まし時計の音を聞いた記憶がありません。
すごい勢いで止めているんでしょうか・・・?
「漱石」は、故事「漱石枕流」(石に漱〔くちすす〕ぎ流れに枕す)から取ったもので、負け惜しみの強いことの例えです。
↓
晋(しん)の孫楚(そんそ)が
「隠棲して『石に枕し、流れに嗽(くちすす)ぐ』」ような清い生活をしたい」と言うところを
反対に『石に嗽ぎ、流れに枕す』と言ってしまい、
親友の王済(おうさい)に「違うよ」と指摘されました。
しかし孫楚は
「歯を磨くために石に嗽ぐのだ、耳を洗うために流れに枕するのだ」とこじつけたのです。
このことから、「漱石」とは、頑固者・負け惜しみが強い人という意味で使われます。
【「晋書(しんじょ)・孫楚伝(そんそでん)」】
「漱石」は当時、正岡子規の数多いペンネームのうちの一つでした。
彼はたくさんのペンネームを持っていたそうです。
そして、俳句の先生である正岡子規から夏目金之助が譲り受けたんですね。
だから「漱石」とは、夏目漱石が自分で持ってきたのではなく、
正岡子規が持っていたP.N.を貰ったものなんです。
知っているよ、と言う方にはつまらん話でごめんなさい(;;)
ちなみに、
夏目漱石
本名:金之助
俳号:愚陀仏 だそうです。
興味のある方は、詳しいサイト様がたくさんあると思うのでそちらをご覧下さい(うわ、他力本願)
寝坊して朝食を抜きました・・・(電車の中で段々目が覚めた/笑)
この頃、目覚まし時計の音を聞いた記憶がありません。
すごい勢いで止めているんでしょうか・・・?
by hikousei
| 2006-06-24 18:28
| ~論(メモ)